[クライアント証明書]Outlook での暗号化メールの送受信方法

最終更新:2024年10月23日

Microsoft Outlookで暗号化メールを送信・受信する方法を説明します。 暗号化メールを送信するには、以下の条件をすべて満たしている必要があります。

  • 暗号化メールを送信する相手の有効な電子証明書(公開鍵情報)を持っていること
  • 暗号化メールを送信する相手の情報が Outlook 連絡先 に登録されていること
  • 有効な電子証明書とメールアドレスの情報が Outlook 連絡先 に正しく登録されていること

送信相手の電子証明書を登録する手順は、以下リンク先を確認してください。
Outlookで署名付きメールから証明書を確認する方法
Outlookで他人(メール送受信相手)の証明書を登録する方法

暗号化メールを送信する

Outlookを起動し、「新しい電子メール」ボタンをクリックします。

メール作成画面が表示されます。「宛先」に 暗号化メール受信者のメールアドレスを指定し、件名と本文を入力します。

メッセージ作成画面「オプション」タブ → 「アクセス許可」項目の「暗号化」ボタンをクリックします。「暗号化」ボタンが押下された状態になりますので、「送信」をクリックします。
※プルダウンメニューから、暗号化に加え、転送不可等の詳細設定も可能です。

※「送信」ボタンをクリック後、以下のダイアログが表示される場合は、送信相手の電子証明書が正しく Outlook 連絡先 に登録されていません。この場合は、暗号化メールを送信する相手に電子署名付きのメールを送信してもらい Outlook 連絡先 に登録する必要があります。

参考1

個人用電子証明書を利用すると、以下のようなメールの送信が可能になります。

送信方法送信条件
「署名付き」で送信する自分自身の電子証明書が正しく登録されていること
「暗号化」して送信する送信相手の電子証明書が正しくOutlook連絡先に登録されていること
「署名付き」かつ「暗号化」して送信する自分自身の電子証明書が正しく登録されていること
送信相手の電子証明書が正しくOutlook連絡先に登録されていること

暗号化メールを受信する

暗号化されたメールを受信すると、以下のように表示されます。件名をダブルクリックします。

メールの本文が表示されます。画面右側に暗号化アイコン(鍵マーク)が表示されています。

暗号化アイコン(鍵マーク)を選択するとメッセージに付与されている暗号化層、デジタル署名層を確認することができます。

参考2

「署名付き」かつ「暗号化」で送受信したメールは、以下のように表示されます。

送信画面
受信画面

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