EVコードサイニング証明書
Microsoft Windows10より、カーネルモードドライバにおいてEVコードサイニング証明書が必須。
署名により、SmartScreenの警告表示を防止。
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開発元を厳格に審査、SmartScreenの警告表示を防止
世界標準の審査を経て発行されたEVコードサイニング証明書を利用して署名されたソフトウェアは、Internet Explorer8以降またはWindows8・Windows RT以降において、ソフトウェアの信頼性を評価する「SmartScreen」にブロックされなくなります。逆に、評価が確立されていないソフトウェアをダウンロードまたはインストールしようとする場合は、警告表示またはブロックされるため、ユーザを危険性の高いソフトウェアから守ります。
Microsoft Windows10以降に対応
Microsoft Windows10のドライバポリシー変更により、Windows10以降では、Windows公式のドライバ登録ページに申請することで、Microsoft社が適切にコード署名を付与します。
Windows公式のドライバ登録ページへ申請する際に、EVコードサイニング証明書が必要となります。
同一のハードウェアトークンで別の端末での署名が可能
弊社より提供するハードウェアトークンは、同じトークンを使って別の端末で署名することが可能です。
※複数端末での同時利用はできませんが、トークンさえあれば、どの端末でも署名可能です。
※署名環境にはドライバのインストールが必要です。
証明書情報を
日本語で表示
企業名(署名者の名前)などの証明書情報を、英語の他、日本語で表示することができます。
価格
表示価格はすべて税抜です。
有効期間 | 価格(税抜) | 複数年契約による割引額 |
---|---|---|
1年 | ¥78,000 | - |
2年 | ¥144,000 | ¥12,000 |
3年 | ¥207,000 | ¥27,000 |
※更新時の契約年数は1年または2年から選択いただけます。
入金額に応じた割引を適用『ライセンスまとめ買いデポジット』
「事前にまとまった金額を入金いただくことで、入金額に応じた割引が適用されます(最大25%)。証明書の発行の際に、割引適用後の価格が入金額から差し引かれます。お客様専用管理画面(GSパネル)よりお申し込み可能です。
詳細はこちらをご参照ください。
HSMを使って高速で大量にコード署名
HSM格納タイプのコードサイニング証明書は、ソフトウェアへのコード署名をサーバ上で自動化させるため、大量に自動でコード署名を行う場合に最適です。コードサイニング証明書、EVコードサイニング証明書のどちらでもご利用いただけます。
Microsoft SmartScreenとは
Microsoft Smartscreenとは、Internet Explorer8以降またはWindows8・Windows RTにてソフトウェアの信頼性を評価するシステムです。この評価システムの内容にしたがって、評価を確立されていないソフトウェアをダウンロードする場合、またはインストールする場合には警告またはブロックし、ユーザを危険性の高いソフトウェアから守ります。
EVコードサイニング証明書を利用して署名されたソフトウェアは、発行元の評価が確立していない場合でもSmartScreenにブロックされなくなります。
SmartScreenにおけるEVコードサイニング証明書のメリット
- EVコードサイニング証明書で署名されたソフトウェアは、Microsoft SmartScreenにて配布開始時から高評価を確立できます。
- 一度得た評価は、同一の証明書で署名されたソフトウェアに引き継がれるため、新たなソフトウェアを配布する時も高評価を得た状態で配布できます。
- ソフトウェアのインストール時・ダウンロード時に警告が表示されないため、ユーザが途中であきらめてしまうケースを少なくすることができます。
警告表示の例
関連リンク
Microsoft Windows10のドライバポリシー変更とは
MicrosoftからリリースされたWindows10により、カーネルモードとユーザモードに使われるドライバについて重大なポリシー変更がありました。Windows10はよりセキュアな環境をユーザに提供するために、EVコードサイニング証明書を取得した開発者のドライバのみ、Windows公式のドライバ登録ページに提出が可能となりました。
これにより、不明な開発者や悪意のあるドライバの被害からユーザを守ることができます。
EVコードサイニング証明書 認証の流れ
EVコードサイニング証明書は、証明書に記載される組織が法的かつ物理的に実在することを、登記情報や第三者データベース(帝国データバンク・DUNS・職員録)に照会し確認のうえ発行されます。
通常のコードサイニング証明書と違い、EV(Extended Validation)では、組織の物理的実在性や、申請時に記載された申請者の権限も確認します。
1.発行申請・利用約款承諾書
EVコードサイニング証明書発行申請を行い、利用約款承諾書を送付していただきます。
2.法的実在性確認
GMOグローバルサインでの登記情報の照会をもって、法的実在性を確認します。
3.物理的実在性確認
第三者データベース(帝国データバンク・DUNS・職員録)に組織情報の照会を行い、物理的に実在している組織であるかを確認します
4.本人・権限確認
第三者データベースに登録されている代表電話番号などに電話を行い、申し込みの意思と権限を確認のうえ証明書を発行します。
お申し込みの流れ
- STEP 1
- 証明書お申し込み
- 専用のウェブページにてお申し込みをしていただきます。
- STEP 2
- 申請書類のご提出
- EVコードサイニング証明書申請書と必要書類をご提出ください。
- STEP 3
- 審査
- GMOグローバルサインにて審査をいたします。
- STEP 4
- 証明書取得・インストール
- USBトークンをお送りしますので、設定を行ってください。また発行された証明書をインストールしていただきます。
- STEP 5
- お支払い
- 証明書お申し込み時に、クレジットカード決済または銀行振り込み(後払い)よりお選びいただくことができます。
よくある質問
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- EVコードサイニング証明書と、コードサイニング証明書との違いを教えてください。
- 認証方法や、発行対象などに違いがあります。詳細は下記のページをご参照ください。
サービス・機能比較コードサイニング証明書 認証の流れ
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- 自分のソフトウェアが警告を受けているかは、どのように確認すればいいですか?
- 以下をご参照のうえ、お客様ご自身のソフトウェアのダウンロード時に、同じ警告が表示されていないかをご確認ください。
Microsoft SmartScreenの警告表示
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- EVコードサイニング証明書ではなく、「コードサイニング証明書」で署名をしてはいけませんか?
- 「Windows Hardware Developer Center Dashboard portal」でドライバ登録する際は、EVコードサイニング証明書の署名しか受け入れないため、コードサイニング証明書で署名しても警告が出ます。
またEVコードサイニング証明書での署名であれば、ユーザレビュー無しですぐにSmartScreenに高い評価を得られ、ビジネスのチャンスも拡大します。
一方、コードサイニング証明書で署名したソフトウェアは、ダウンロード数によって評価を獲得していきます。
注意事項
- 鍵生成について
- ※Internet Explorer11以降をご利用ください。Windows10搭載のEdgeブラウザやFirefox、Chrome、Safariなどには非対応となります。
- 発行期間について
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※書類提出が必要なお客様は書類到着後に審査が開始されます。
※フィッシング詐欺対策のため、別途追加審査が必要となる場合がございます。 その場合発行までに通常のフローよりお時間をいただくことや、別途ご連絡をさせていただくことがございます。承認メールは追加審査終了後に発送されます。 また、審査基準に満たないお申し込みにつきましては、発行に至らない場合がございます。 更なるセキュリティ強化のため、ご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。
※USBトークンの日本国外への発送は行っておりません。
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GMOグローバルサインのコードサイニング証明書サービスに関する概要や導入されたお客様事例のPDF資料をご用意いたしました。