※IISでは、保留中の要求を削除する」を実行すると発行された証明書をインストールする事ができなくなりますのでご注意ください。
※ワイルドカード/マルチドメイン証明書を使用して、1つのIPアドレスで複数サイトを利用する場合は「IIS6+ServicePack1」以降での対応となります。
IISでワイルドカード/マルチドメイン証明書を利用する方法
※Windows Server 2003で署名アルゴリズムSHA256に対応する証明書を利用するには、サービスパック2と修正プログラムMS13-095のインストールが必要になります。
※2020年8月14日にクイック認証SSLの中間CA証明書が新しくなりました。以降発行される証明書(再発行と更新も含まれる)は新しい中間CA証明書とともにインストールする必要がありますのでご注意ください。
CSR作成時に新規作成した作業用のWEBサイトに証明書をインストールします。
発行された証明書を以下のいずれかの方法でコピーし、サーバに保存します。 本例ではsslcert.txtというファイル名とします。
※証明書は2種類あります。IISをご利用の方はPEM形式ではなくPKCS7形式のファイルをご利用ください。
メール本文からコピー
管理者、技術担当者宛てにメールでお送りしていますので、メール本文中の
「◆証明書+中間CA証明書(PKCS7形式)」の「-----BEGIN PKCS7-----」から「-----END PKCS7-----」
までををコピーし、メモ帳などのテキストエディタに貼り付けてサーバに保存します。
GSパネルからコピー
GSパネルにログインし、「サーバ証明書」タブにある「証明書一覧」メニューの画面にて検索し、該当のオーダーIDをクリックします。
PKCS7形式で発行された証明書が画面上に表示されますので、「-----BEGIN PKCS7-----」から
「-----END PKCS7-----」までをコピーし、メモ帳などのテキストエディタに貼り付けてサーバに保存します。
※拡張子を .p7b として保存し、ダブルクリックで開けることを確認してください。開くことができない場合、ファイル内容に問題がある可能性がございます。メールソフトで自動的に改行コードが入ってしまうことがあるため、メール本文からコピーする場合はご注意ください。
CSRを作成したサイトのプロパティを開き、ディレクトリセキュリティタブをクリックします。証明書ボタンを押し、Webサーバー証明書ウィザードを起動します。
「次へ」ボタンを押します。
「保留中の要求を処理し、証明書をインストールする」を選択し、「次へ」ボタンを押します。
※ここで「保留中の要求を削除する」を実行すると発行された証明書をインストールする事ができなくなりますのでご注意ください。
手順1で作成した証明書ファイルを指定し、「次へ」ボタンを押します。
参照ボタンを押し、ファイルタイプを「すべて」にいしていただくと、.txt拡張子のファイルが選択可能です。
httpsで利用するポート番号を入力します。
※作業用サイトを稼働させる場合、本番サイトと同じポート番号では設定できませんので、444など、空いているポートを指定します。作業用サイトを稼働させない場合は、同じポート番号でも設定可能です。
証明書の概要が表示されますので確認後、「次へ」ボタンを押します。
Webサーバー証明書ウィザードの終わりです。「完了」ボタンを押します。
作業サイトに証明書のインストールが終わりましたら、本番サイトでWebサーバー証明書ウィザードを起動します。ここで、「現在の証明書を置き換える」を選択します。
新しくインストールした証明書を選択することで、証明書が更新されます。
不要になった作業サイトは削除してください。
※削除後の復旧はできませんので、ご注意ください。
「Webサイトのプロパティ」で「Webサイト」タブを表示し、IPアドレスとポート番号の設定を確認してください。
https://」でアクセスし、SSL通信に問題がないか確認してください。
キーペアファイルをバックアップし、保管してください。