[FTP over SSL] TitanFTPの設定方法

最終更新:2024年11月29日

FTP over SSLを利用すると、データを暗号化して転送することが可能です。
以下の2つのステップでご案内します。

CSRの生成 証明書のインストール

CSRの生成

  1. FTPS/SSLタブを開きます。「このサーバーのSSL/TLSアクセスを有効化」にチェックを入れ、「証明書の管理」ボタンを押します。

  2. 証明書マネージャが開きますので、「作成」ボタンを押します。

  3. 証明書情報(ディスティングイッシュネーム)を入力し、次へ進みます。

    ※サーバのホスト名は、半角英数文字 および ハイフン[-]、ドット[.]が利用可能です。
    ※サーバのホスト名、国名 以外は、半角英数文字と半角スペース、および 半角記号 !#%&'()*+,-./:;=?@[]^_`{|}~がご利用可能です。
    ※TitanFTPではサーバのホスト名にアスタリスク[*]を含めることができないため、ワイルドカードは利用できません。

    フィールド 説明
    サーバのホスト名 サーバのFQDNです。 ssl.globalsign.com
    組織名 組織での部署名です。
    ※指定がない場合は - (ハイフン)を入力してください。
    GlobalSign
    部署名 組織の名称です。 Sales
    組織の市区町村 組織が置かれている市区町村です。 Osaka-shi
    都道府県 組織が置かれている都道府県です。 Osaka
    国名 国を示す2文字のISO略語です。 JP
    有効期限の開始 自己署名証明書の有効期限開始日です。
    弊社で発行する証明書との関連はありません。
    有効期限の終了 自己署名証明書の有効期限終了日です。
    弊社で発行する証明書との関連はありません。
    E-mailアドレス 入力不要です。 -
  4. 2048ビット以上の鍵長を選択し、次へ進みます。

  5. 秘密鍵パスワードを2度入力し、次へ進みます。

  6. 「信頼できる認証局から署名を得るためにCSRを生成する」にチェックを入れ、エクスポート先を指定して「完了」ボタンを押します。

    指定したエクスポート先に、CSRデータが書き出されています。これをメモ帳などで開き、証明書お申し込みの際に貼り付けてください。

証明書のインストール

  1. サーバ証明書のテキストデータをサーバに保存します。

    証明書はメールでお送りします。「◆証明書」の部分 [-----BEGIN CERTIFICATE-----] から
    [-----END CERTIFICATE-----] までをコピーし、メモ帳などのテキストエディタに貼り付けて
    サーバに保存します。ファイル名は任意で結構です。

  2. 証明書マネージャで証明書のインストール先を選択し、「CSR アップデート」ボタンを押します。

  3. CSRファイルをプルダウンから選択し、パスワードを入力、「署名済み証明書」欄の右にあるボタンから手順1で保存したサーバ証明書ファイルを選択して「アップデートボタン」を押します。

  4. OKをクリックします。

  5. 中間証明書を設定します。

    以下の領域に証明書ファイルが作成されていますので、メモ帳などのテキストエディタで開きます。

    C:\srtFtpSecFiles\[サイト名]\CertStore\[証明書の名前].pem

    お客様の証明書情報の下に、中間証明書をつなげて保存します。
    中間証明書は、サーバ証明書と一緒にメールでお送りしています。


    イメージ図

以上で設定完了となります。
SSL対応のFTPクライアントでの接続をご確認ください。