全ページをSSLにする方法(Microsoft Internet Information Services 7.0以降)

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最終更新:2024年10月23日

全てのページを「https://」で呼び出すよう調整することで、全ページをSSL暗号化通信で保護するようになります。
その調整方法として、本マニュアルではHTTP301リダイレクトを紹介します。

※本手順は一例であり動作を保証するものではございません。 あくまでも参考情報としてご参照いただき、詳細はMicrosoft社のドキュメント等をご参照ください。

証明書が有効期限切れになった状態でhttps接続をすると、ブラウザが警告を表示するようになり、サイト閲覧者に不信感を与えてしまいます。
警告を回避するためには、新たに証明書を発行してインストールする必要があります。

以下の手順で設定します。

  1. インターネットインフォメーション サービス (IIS) マネージャを起動します。

  2. 「Web Platform Installer」をクリックします。
    ※コンソール上に「Web Platform Installer」が存在しない場合は、下記Microsoft社ページよりダウンロードしてください。
    Web Platform Installer

  3. 検索欄に"URL"と入力し、「URL rewite 2.0 」を検索します。
    「追加」をクリックし、「インストール」をクリックします。

  4. 「同意する」をクリックします。

  5. 「完了」をクリックします。

  6. 一度IISマネージャーを終了し、再度起動すると「URL書き換え」が表示されます。
    「URL書き換え」をクリックします。

  7. 「規則の追加」をクリックします。

  8. 「空の規則」を選択し、「OK」をクリックします。

  9. 「受信規則の編集」画面が表示されます。
    各項目を以下のように設定します。

    名前:任意の名前を入力します。
    要求されたURL:パターンに一致する
    使用:正規表現
    パターン:(.*)
  10. 「条件」を開き、「追加」をクリックします。

  11. 「条件の追加」画面が表示されます。
    各項目を以下のように設定し、「OK」をクリックします。

    条件の入力: {HTTPS}
    入力文字列が次の条件を満たしているかどうかをチェック:パターンに一致する
    パターン:^OFF$
  12. 「アクション」を開き、各項目を以下のように設定します。
    設定後、「適用」をクリックします。

    アクションの種類:リダイレクト
    リダイレクトURL:https://{HTTP_HOST}/{R:1}
    リダイレクトの種類:永続的(301)

以上で設定は完了です。
WEBサイトにアクセスし、リダイレクトが成功しているかご確認ください。

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