TLS対応環境について

最終更新:2024年11月29日

こちらのページでは、クライアント側とサーバ側のさまざまなソフトウェアプラットフォームおよび、オペレーティングシステムにおける、TLSの各バージョンへの対応状況について説明します。

※TLSへの対応可否や有効化/無効化は、証明書で制御するものではなく、サーバ構成によって決まり、一般的に、サーバ管理者または組織内のIT管理スタッフによって管理されます。
※本記事内の情報は2024年1月12日時点の情報になります。最新情報については、各ベンダー様にお問い合わせください。

ブラウザ

TLS 1.1 TLS 1.2 TLS 1.3
Desktop IE 11 最新ver
Desktop and mobile IE  11
Desktop IE : 8~10 設定により有効可※1 設定により有効可※1
Desktop IE 7 以前
Mobile IE 10 以前
Microsoft Edge 最新ver
Microsoft Edge
Mozilla Firefox 63 以降
Mozilla Firefox 27 以降
Mozilla Firefox 23 ~ 26 設定により有効可※2 設定により有効可※2
Mozilla Firefox 22 以前
Google Chrome 80以降
Google Chrome 30 ~ 79
Google Chrome 22 ~32 設定により有効可※3 設定により有効可※3
Google Chrome 21 以前
Android 10.0以降
Android 5.0 (Lollipop) 以降
Android 4.4 (Kitkat) to 4.4.4 設定により有効可※4 設定により有効可※4
Android 4.3 (Jelly Bean) 以前
Mobile Safari 13 以降
Mobile Safari  5 for iOS 5 以降
Mobile Safari for iOS 4 以前
Desktop Safari  13 以降
Desktop Safari  7 for OS X 10.9 (Mavericks) 以降
Desktop Safari  6 for OS X 10.8
 (Mountain Lion) 以前
Opera 67以降

※1 IEご利用の場合:IE8、9、10をWindows 7以降で利用している場合、TLS 1.1およびTLS 1.2に対応していますが、デフォルトでは無効になっています。有効にするには、ガイドラインを確認してください。
※2Firefox 23~26の場合:about:configを使用して、security.tls..max configの値を以下のように設定後、TLS 1.1および、TLS 1.2を有効にします。
【例】
TLS 1.1の場合→2に設定
TLS 1.2の場合→3に設定
※3 Google Chrome 22〜37の場合:Windows XP SP3、Vista以降(デスクトップ)、OS X 10.6(Snow Leopard)以降、またはAndroid 2.3(Gingerbread)以降をご利用の場合、TLS 1.1とTLS 1.2には対応しています。
※4 Android 4.4の場合:TLS 1.1およびTLS 1.2に対応している場合がありますが、Android 4.4.xを使用する一部のデバイスはTLS 1.1以降をサポートしていない可能性があります。

デスクトップクライアント

TLS 1.1 TLS 1.2 TLS 1.3
Windows 11 以降
Windows 10
Windows 8.1
Windows 8 設定により有効可※5 設定により有効可※5
Windows 7 SP1
Windows Vista
Windows XP SP3
Windows XP
MAC OS 10.15以降
MAC OS X 10.13
MAC OS X 10.12
MAC OS X 10.11
MAC OS X 10.10
MAC OS X 10.9
MAC OS X 10.8
MAC OS X 10.6 ,10.7
MAC OS X 10.4,10.5
MAC OS X 10.2,10.3
Linux

※5 Windows 8の場合:TLS 1.1およびTLS 1.2は、こちらに記載されているガイドラインに従って有効にすることができます。

モバイルクライアント

TLS 1.1 TLS 1.2 TLS 1.3
Android : 10.0 以降
Android : 5.0 , 8.1 , Android P
iPhone OS : 13以降
iPhone OS : 5~11
iPhone OS : 1~4
Windows 10 Mobile : v1511, v1607, v1703~v1709
Windows Phone  8.1
Windows Phone : 7, 7.5, 7.8,8
MobileIron Cloud
MobileIron Core  9.5 以降
MobileIron Core  9.4 以前
Airwatch 一部対応

※AirWatchのアカウントへのログインが必要です。

各種サーバ

TLS 1.1 TLS 1.2 TLS 1.3
Windows Server 2022
Windows Server 2019
Windows Server 2016
Windows Server 2012 R2
Windows Server 2012 設定により有効可※6 設定により有効可※6
Windows Server 2008 R2 設定により有効可※6 設定により有効可※6
Windows Server 2008 SP 2 設定により有効化※7 設定により有効化※7
Windows Server 2008
Windows Server 2003

※6 Windows Server 2008 R2, 2012の場合:TLS 1.1およびTLS 1.2は、こちらに記載されているガイドラインに従って有効にすることができます。
※7 Windows Server 2008 SP 2の場合:Windows Updateが適用済みであれば TLS1.1 および TLS1.2は有効にすることができます。

各種ライブラリ

TLS 1.1 TLS 1.2 TLS 1.3
OpenSSL : 1.1.1 以降
OpenSSL : 1.0.1 以降
OpenSSL : 1.0.0 以前

※WindowsのWinHTTPでデフォルトのセキュアプロトコルとして、TLS 1.1およびTLS 1.2を有効にするために 必要な更新作業は、こちらのガイドラインに記載されています。

ご利用のサーバが現在サポートしているプロトコルがご不明な場合は、無料のSSLチェッカーをご活用ください。
※サーバーの挙動をテストし、どのプロトコルが有効になっているかを確認します。