- GMOグローバルサイン
- VMC(企業ロゴ所有証明書) byGMO
「VMC(企業ロゴ所有証明書)」の役割
なりすまし対策
企業になりすましたメールによるユーザのフィッシング被害の防止
ブランドの信頼性向上
企業ロゴ表示と認証済みマーク表示により、ブランドの認知と信頼性が向上
メールの送信元欄に企業のブランドロゴを表示
GMOグローバルサインのVMC(企業ロゴ所有証明書)は、送信メールに登録商標のロゴを表示できるようにする電子証明書です。BIMI(企業ロゴ付きメール)と連携し、認証された送信者であることを示す企業ロゴが、受信者のメールアプリケーション上に表示されるようにします。これにより、受信したメールが信頼できるものであることが証明され、そのブランドの認知度やメールの開封率が向上します。また、DMARC(なりすましメール対策設定)によるなりすましメールの受信防止や、VMC(企業ロゴ所有証明書)による第3者のブランドロゴの不正利用防止によって、顧客のフィッシングメールのリスクを減らし、ブランドの信頼性を高めます。
さらに、一部のメールサービスではロゴ表示の他に、認証済みマークが表示されます。これにより、受信者は正規メールであることをより視覚的に判断しやすくなります。

ロゴ所有証明書ラインナップ
メールにロゴを表示する上で必要な証明書(ロゴ所有証明書)は、VMC(企業ロゴ所有証明書)の他にもございます。
表示したいロゴの商標登録の状況や、証明書を取得する組織などの条件によって、取得できる証明書が異なります。
VMC(企業ロゴ所有証明書) byGMO
(税抜・年額)
- 商標登録済みの企業ロゴと認証済みマークを表示
- 送信メールアドレスのドメインと表示されているロゴの所有者が正しいことを証明
| 証明書有効期間 | 1年 |
|---|---|
| 対応メールサービス※1 |
Gmail auメール Fastmail |
| 商標登録の有無 | 必要 |
| 認証済みマークの表示※2 | あり |
| 主な導入組織 | 有効な状態で商標登録されているロゴを所有する組織 |
GMC(行政ロゴ所有証明書) byGMO
(税抜・年額)
- 政府機関が所有するロゴと、認証済みマークを表示
- 公的な法令・政令・条約により、政府機関などが所有、または所有を主張することができるロゴが対象
| 証明書有効期間 | 1年 |
|---|---|
| 対応メールサービス※1 |
Gmail auメール Fastmail |
| 商標登録の有無 | 不要 |
| 認証済みマークの表示※2 | あり |
| 主な導入組織 | 政府機関・省庁・地方自治体・地方公共団体など |
CMC(先使用ロゴ所有証明書) byGMO
(税抜・年額)
- 商標登録のないロゴを表示
- 組織のウェブサイトで1年以上の使用されており、現在も掲載されていることを確認できるロゴが対象
| 証明書有効期間 | 1年 |
|---|---|
| 対応メールサービス※1 | Gmail |
| 商標登録の有無 | 不要 |
| 認証済みマークの表示※2 | なし |
| 主な導入組織 | 使用中の商標未登録のロゴをメールに表示したい組織 |
MRMC(修正ロゴ所有証明書) byGMO
(税抜・年額)
- 商標登録のないロゴを表示
- 商標登録が有効な状態のロゴから、規定の範囲内で修正や改変された商標未登録のロゴが対象
| 証明書有効期間 | 1年 |
|---|---|
| 対応メールサービス※1 | Gmail |
| 商標登録の有無 | 不要 |
| 認証済みマークの表示※2 | なし |
| 主な導入組織 | 商標登録済みのロゴをリニューアルする組織など |
※1 2025年10月時点の情報です。
※2 2025年10月時点で、認証済みマークは、GmailとYahoo Mailが対応しています。Yahoo! JAPANのYahoo!メールは対象外です。
SANオプション
(税抜・年額)
- 1つのロゴを複数ドメインで表示したい場合に、1枚の証明書にまとめてリーズナブルに導入
| 対応サービス |
VMC(企業ロゴ所有証明書) GMC(行政ロゴ所有証明書) CMC(先使用ロゴ所有証明書) MRMC(修正ロゴ所有証明書) |
|---|
※1ドメイン追加につき、SANオプションを1つお申し込みいただく必要があります。
サービスのメリット
最高レベルの厳格な認証で発行される証明書
VMC(企業ロゴ所有証明書)をはじめとするメールロゴ表示で必要な証明書は、EV SSLと同等の審査に、追加の審査を行うことで発行されます。厳格な審査によって発行されるため、ブランドの信頼性を保証します。
複数ドメインを証明書1枚にまとめることが可能
複数ドメインに対して証明書を導入する場合、SANオプションを使用することで証明書1枚にまとめることができます。これにより、証明書管理や費用のコストを減らすことが可能です。
万全なカスタマーサポート体制
GMOグローバルサイン公式ウェブサイトでは、設定マニュアルやFAQを随時提供しております。また、弊社スタッフがメール・電話にて丁寧にサポートいたしますので、安心して導入できます。
導入までの流れ
- STEP 1
- 事前準備

- STEP 2
- STEP 3
- 認証・証明書発行

- STEP 4
- 設定・インストール

- STEP 5
- お支払い

VMC導入に伴う負担を解消「VMC(企業ロゴ所有証明書)導入支援サービス」
メールにロゴ表示をする上で必要な条件である、DMARCポリシーの「p=quarantine」までの引き上げから、ロゴやVMCなどのBIMI周りの設定まで、代理で対応します。まだDMARCに対応されていない方も、安心してロゴ表示まで進めることができます。
よくある質問
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- VMC(企業ロゴ所有証明書)を取得するための事前準備としては、何が必要ですか。
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VMC(企業ロゴ所有証明書)の申請前に必要な作業は下記になります。
・ブランドロゴの商標登録
・指定の形式のロゴファイル(SVG Tiny 1.2バージョン)
なお、下記は、ロゴ表示をする上で必要な作業となりますが、VMC(企業ロゴ所有証明書)の申請前に確認し、対応することを推奨します。
・DMARC(なりすましメール対策設定)のポリシーを、「none(何もしない)」から「quarantine(隔離)」または「reject(拒否)」へ引き上げ
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- DMARC(なりすましメール対策設定)やVMC(企業ロゴ所有証明書)の設定代行のサービスはありますか。
- DMARC(なりすましメール対策設定)の設定代行も合わせた「VMC(企業ロゴ所有証明書)導入支援」などのサービスを提供しています。サービスの詳細について知りたい場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
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- 申請から発行までに必要な手続きを教えてください。
- お申し込み方法や審査内容などに関する詳細は、こちらをご確認ください。
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- 商標を出願中ですが、まだ登録まで至ってません。その状況でもVMC(企業ロゴ所有証明書)は発行可能でしょうか。
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VMC(企業ロゴ所有証明書)は商標登録済みのロゴでないと発行できません。そのため、商標登録されてから申請いただく必要があります。
なお、その他の証明書であれば、商標登録がなくとも発行可能です。
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- 複数のロゴ・ドメインがある場合、何枚購入する必要がありますか。
- 原則として、ロゴ単位での購入が必要になります。1つのロゴにドメインが複数紐づく場合は、「SANオプション」を追加することで、1枚の証明書で複数ドメインの利用が可能となります。詳しくは、サポートページをご確認ください。
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- ロゴ表示される対応メールサービスについて教えてください。
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BIMI(企業ロゴ付きメール)に対応している主なメールサービスの一覧は以下になります。
Gmail、Yahoo!メール、Appleメール、ドコモメール、auメール、Fastmailなど
その中で、グローバルサインの証明書でロゴ表示されるメールサービスは、ラインナップの「ロゴ表示対応メールサービス」の欄に記載されております。
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- 証明書の最大有効期間はどのくらいですか。また、何日前から更新可能でしょうか。。
- 証明書の最大有効期間は、397日間です。また、更新は90日前から可能で、更新可能期間となりましたらメールにて通知いたします。
